【取材備忘録】「Meet Up☆スクエア」11.20ゲスト 堀内康代さん

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11月20日開催「Meet Up☆スクエア」ゲスト・堀内さんにお話を伺いました!

先日、女性創業セミナー&交流会「Meet Up☆スクエア」11月20日開催ゲスト・堀内康代さんのオフィスへ取材に伺い、楽しい時間を過ごしました。

女性創業セミナー&交流会「Meet Up☆スクエア」(11月20日開催)

■日 時 : 2016年11月20日(日) 14:00 – 16:30(受付13:30~)
■場 所 : 福井県中小企業産業大学校2階 第2中教室(福井市下六条町16-15)
■先輩起業家ゲスト : 堀内康代氏
■詳細はこちらをご覧ください
https://www.s-project.biz/staff-blog/2016-11-20

とっても美味しいハーブティーと満面の笑みで迎えてくれた堀内さん。
最初はとても緊張していたのですが、「私ね、今日は岡田さんにいろいろ聞きたいことがあるんです。」と、手帳を片手に次々と質問してくださったり、ご自身のビジネスについてざっくばらんにお話しくださったり、フレンドリーに接してくれる堀内さんのお人柄に接して、緊張が一気にほぐれました。

その時に堀内さんから伺ったお話を独り占めするのはもったいないと思い、今回、取材備忘録として公開させていただくことにします。

はじまりは身近なアイデアから。

(堀内さん)
私のビジネスは、はじまりは小さなアイデアからが多いんですよ。もしかしたら全部かもしれない。
「あ、これかわいい♡」とか、「これやってみたい!」とか、そういう感じでいろいろとはじめてみるんです。例えば、このお茶も私の会社で手がけているものですが、こんな美味しいお茶をいつでも飲みたい、知らない人に紹介したいと思ったことがきっかけなんです。

(岡田)
なるほど。結構身近なところから発想されてるんですね。今回のミートアップにも同じように発想して起業している方は多いですから、堀内さんのお話しは参考にしていただけるのではないかとワクワクします。
ところで、堀内さんは多くの事業を軌道にのせてらっしゃいますが、成功の秘訣はありますか?

(堀内さん)
秘訣というほどでもないですが、手がけるビジネスや商品に関する数字はきっちり把握するようにしていますね。

(岡田)
数字というと?

(堀内さん)
自分が動いたときの時間単価はこのくらいとか、利益はこのくらい欲しいとか、原価はこのくらいかかっているとか、そういった数字です。創業された方と話をすると、「自分の商品はこんなに良いんです!」と説明できる方はたくさんいますが、その商品を作っている自分の価値(時間や労力)の計算をきちんとしている方は意外に少ない。
そういった数字を把握しておけば、他社からコラボ(事業連携)を提案されたとき、素早く経営判断ができるんです。ビジネスチャンスをつかめるわけです。

(岡田)
なるほど。でも、数字や計算が苦手とおっしゃる女性は、結構いらっしゃいますよね。

(堀内さん)
そうですか?女性って、もともと計算高いんだから、計算が強いはずなんですよ(笑)

(岡田)
その他に大事だと思うことはありますか?

(堀内さん)
これから起業を目指す方には、事業計画書を作ることを勧めたいですね。
事業計画書と聞くと敬遠される方も多いと思いますが、事業を始めるうえで必須だと私は思っています。でも、ただの事業計画書じゃ意味がなくて、自分の夢を具現化する、夢マップのような事業計画書を作って欲しいと思います。
例えば岡田さんが、オムライス屋さんをしたいと思ったときに、どんなオムライスを、どんな人に食べてほしいとか、どんな場所に出したいかとかイメージするじゃないですか。それってワクワクするでしょう?そのワクワクを閉じ込めるような事業計画書をつくって欲しいです。

(岡田)
夢マップとしての事業計画書ですか。何か私までワクワクしてきました。

考え方の切り口を変えてみると、自由な発想ができる

(堀内さん)
ところで、福井にも、プチ起業されている女性がたくさんいらっしゃるんでしょう?セミナーにもいらっしゃるんですか?
私もプチ起業から事業をはじめたから、お会いできるの楽しみにしているんです。

(岡田)
そうですね。参加者のなかにはプチ起業でこれからがんばっていこうとしている方も多いです。
「(夫の)扶養の範囲を超えたくない」とあえてスモールビジネスにとどまる方や、できるだけリスクを最小限にビジネスを進めたいという方など、いろいろな方がいらっしゃいますね。でも、そういった方でも、自分のビジネスをもっと発展させたい気持ちで参加してただいていると思います。

(堀内さん)
「発展」と、ひとことでいっても考え方はいろいろです。
収入は(扶養の範囲内で)十分と遠慮される方も、自分の商品をもっとたくさんの方に知ってもらいたい!有名にさせたい!そう思う方は、たくさんいらっしゃるはず。そう考えると、もっと自由な発想ができると思うんですよね。

(岡田)
なるほど。考え方の切り口を変えてみると、自由な発想ができるってステキですね。

(堀内さん)
私も事業を軌道にのせるまでは苦労しました。それにいろいろ経験してきていますので、当日はみなさんの参考になるようなお話しができればと思っています。

horiuchi_san11月20日開催
女性創業セミナー&交流会「Meet Up☆スクエア」ゲスト
堀内 康代(ほりうち やすよ)氏
株式会社トゥー・アー・ティー  代表

「アイデアを形に」をテーマに、女性ならではの視点から生まれる「これ、やってみたい!」というアイデアを次々と事業化し、今や20社以上の経営に関わっている。

福井ではおなじみカルチャースクール「まなびサイト」や女性のためのフィットネス「LIVEstation」などヘルスケアサービス事業の他、食品、美容、アパレル、人材育成等、幅広い業種で新規事業を立ち上げ、事業に関わっている。

「ヒト・モノ・コト」に自分の思いやサービスをプラスし、新しいビジネスを創出することが得意。

■詳細・お申し込みはこちらから

https://www.s-project.biz/staff-blog/2016-11-20

■問合せ先

公益財団法人ふくい産業支援センター
創業・Eビジネス支援グループ 岡田
Tel:0776-67-7416
E-mail:ebiz-g@fisc.jp
HP:https://www.s-project.biz/


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岡田 留理(おかだ るり)

公益財団法人ふくい産業支援センター職員。特定社会保険労務士。 開業社労士時代は、中小企業の顧問、労働局の総合労働相談員、人材育成コンサルタントを経験。2015年にふくい産業支援センターに入職した。 2015年よりふくい創業者育成プロジェクト(現ふくいベンチャー創出プロジェクト)を担当。2017年に「福井ベンチャーピッチ」を立ち上げ、県内ベンチャー企業の登竜門となるピッチイベントへと成長させる。2018年、近畿経済産業局が取りまとめる関西企業フロントラインにて、関西における「中小企業の頼りになる支援人材」として紹介された。 ★President Onlineに寄稿した記事→http://urx2.nu/pVYq

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