【開催報告】第7回福井ベンチャーピッチ

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ふくい産業支援センターでは、2021年11月17日に、 第7回「福井ベンチャーピッチ」を開催いたしました。本記事は、第7回福井ベンチャーピッチの開催報告ブログです。

第7回福井ベンチャーピッチ概要

 
「福井ベンチャーピッチ」とは、成長意欲の高いベンチャー企業に対して、VC、金融機関等の前でセールスプレゼン(ピッチ)する機会を設け、登壇企業の資金調達や販路拡大、ビジネスマッチングの促進し、全国への足がかりをつくる機会を提供するイベントです。

今回の第7回福井ベンチャーピッチは、今般のコロナウィルス感染拡大防止の観点から、リアル&オンライン開催を実施いたしました。

◆日 時
2021年11月17日(水)13:30~16:30

◆プログラム

1.オープニングセッション
「福井発ベンチャーへの期待」
スピーカー:杉本 達治 氏(福井県知事)
スピーカー:横井 康孝 氏(ユニフォームネクスト 代表)

2.ベンチャー企業5社によるプレゼン・質疑応答
(プレゼン10分+質疑応答10分/社)

3.リーダー・インビテーション
スピーカー:帝都 久利寿 氏(コネクトフリー 代表)

4.第7回福井ベンチャーピッチ総括
メンター:横井 康孝 氏(※動画あり

◆登壇企業(5社)※登壇順

①株式会社REGIE(代表 藤本 一希 氏)
②まいほむ株式会社(代表 牧野 智樹 氏)
③有限会社北陸ベンディング(代表 萩原 勉 氏)
④株式会社ボヌムエデュケーション(代表 藤田 侑平 氏)
⑤株式会社鮮魚丸松(代表 五島 輝幸 氏)

◆参加者数

256名(会場参加者83名・オンライン参加者173名)

◆全体参加者内訳

第1部 オープニングセッション

 
第7回「福井ベンチャーピッチ」のオープニングセッションでは、福井県知事 杉本達治 氏 と 福井ベンチャーピッチメンターを務めていただいている、ユニフォームネクスト株式会社 代表取締役 横井康孝氏 に「福井発ベンチャーへの期待」というテーマでお話しいただきました。
 

 

オープニングセッションの感想

●福井県が抱える課題及びその課題に対する福井県の方針の一端を聞くことができ大変有意義だった。(金融機関・福井県)

●杉本知事と横井社長から直接、福井県におけるベンチャー支援の現状と今後を聞くことが出来て良かった。(VC・大阪府)

●県知事のベンチャー育成への熱意が感じられた。官民一体感を強く感じた。(金融機関・石川県)

●杉本知事自らの登壇は、内外へのインパクトが大きい。(金融機関・富山県)

●民間の思いに対し知事が回答いただき、お考えを伺えたことが大変良かった。(金融機関・福井県)

(アンケートを一部抜粋いたしました)

 

 

第2部 ベンチャー企業5社によるプレゼンテーション

 
第7回福井ベンチャーピッチでは、「資金調達の目処を立てたい」、「事業提携をつなげたい」、「ビジネスモデルをブラッシュアップさせたい」、「VC等からのコメントをもらいたい」など、更なる成長につなげたい企業5社にご登壇いただきました。

登壇した企業は以下の5社です。※登壇発表順

株式会社REGIE(代表取締役 藤本 一希 氏)

「医療HRをアップデートする」

期待事項:資金調達

設 立 年:2020年

主な事業:医療系学生向けのメディア、インターン、コミュニティ運営、就職支援、医療者向けの転職支援、シェアハウス

会社HP:https://www.regie.co.jp/

登壇した感想(株式会社REGIE  藤本 一希 氏)

福井ベンチャーピッチ登壇に向けて、いろいろな方にご指導いただいたおかげで、今日の日を迎えることができました。「自分の想いと違うことはしない方がいい」と率直に伝えてくれる方ばかりで、それが本当にありがたかったです。「数字以上に自己矛盾の無い選択を」と言うことを常に言ってくれる支援環境がとても恵まれていました。そういうモチベーションを自分だけで保つのは苦しい時もある中で、最終的にふり返ったときに、「これがやりたかった事だ!」といえることをやりたいと改めて思う時間でありました。

②まいほむ株式会社(代表取締役 牧野 智樹 氏)

「空き家再生で世の中を変える」

期待事項:資金調達/業務提携

設 立 年:2018年

主な事業:中古住宅再生販売事業

会社HP:https://myhom.jp/

登壇した感想(まいほむ株式会社 牧野 智樹 氏)

初めてこのようなビジネスプレゼンの場に参加することで、三つ思うことがありました。一つ目は、自分のビジネスをこんなに他人に聞いてもらえる機会が初めてだったこと。二つ目は、自分のビジネスに対してここまでフィードバックしてもらえる機会も初めてだったこと。そして三つ目は、一緒に登壇するメンバーがみんな”戦友”みたいなそんな新鮮な気持ちになったこと、です。福井ベンチャーピッチ登壇をきっかけに、自分のビジネスを改めて精査することができ、そして可視化することができて、すごく良い経験になりました。この経験を、今後どんどん活かしていきたいと思います。

③有限会社北陸ベンディング(代表取締役 萩原 勉 氏)

「つぶす・まげる・みがく~眼鏡で培った技術を異業種に~」

期待事項:業務提携/販路拡大

設 立 年:1993年

主な事業:ベンディング加工、精密曲げ加工、精密圧延加工、等

会社HP:https://www.h-bending.co.jp/

登壇した感想(有限会社北陸ベンディング 萩原 勉 氏)

業務多忙な中、福井ベンチャーピッチ登壇に向けての2か月間(のメンタリング期間)は本当に大変で、今日の日が早く終わらないかと内心ずっと思っていましたが、でも今日登壇して、本当によかったと思っています。いい勉強をさせてもらいました。ユニフォームネクストの横井社長から「もっと攻めろ!」と言われたことが、特に印象に残りました。(萩原社長)

資料作りを担当しました。普段の製造業では考えられない、かなり頭を使って資料を作らせていただき、すごくいい経験になりました。(北野常務)

④株式会社ボヌムエデュケーション(代表取締役 藤田 侑平 氏)

「AI型オンライン学習管理システム(LMS)で世界中の小中学生にバイリンガル教育を提供する」

期待事項:資金調達

設 立 年:2015年

主な事業:英語教育事業、学校・教室運営、フランチャイズ、コンサルティング、コンテンツ販売事業、等

参考HP:https://bonumeducation.com/

登壇した感想(株式会社ボヌムエデュケーション 藤田 侑平 氏)

ピッチ登壇は初めての経験でした。2か月間のメンタリング期間の過程で、厳しいことを言われる場面も多々ありましたが、そういう風に本気で向き合ってくれる環境がむしろ有り難く、すごくいい経験をさせてもらいました。これからが本当の始まりです。まだまだ小さい会社ですが、さらにブラッシュアップをしていって、未来に向かっていきたいと思います。

⑤株式会社鮮魚丸松(代表取締役 五島 輝幸 氏)

「加工による水産業の活性化を目指して」

期待事項:資金調達

設 立 年:2016年

主な事業:鮮魚卸・小売・飲食業

会社HP:http://maru-matsu.com/

登壇した感想(株式会社鮮魚丸松 五島 輝幸 氏)

福井ベンチャーピッチに登壇して、久しぶりに刺激的な一日を過ごさせていただきました。すごくためになる経験でした。アドバイザーの方からいろいろなお話しも聞けて、今後の経営に役立てたいと思います。2カ月間のメンタリングの過程では、いろいろな方に自分の事業計画を聞いていただきました。さまざまなフィードバックをいただく中で、もっともっとブラッシュアップして、たくさんの人に喜んでいただける会社になっていけたらいいなと思いました。今後も助言をビシビシと言ってもらいたいです。

第3部 リーダー・インビテーション

 
第7回「福井ベンチャーピッチ」では、リーダー・インビテーションとして、コネクトフリー株式会社 代表取締役CEO 帝都久利寿氏に「サイバーバレー宣言:福井は日本の西海岸!」というテーマでお話しいただきました。
 

 

リーダー・インビテーションの感想

●福井県に未来を感じた。何かできることはないかと考えたくなった。(事業会社・石川県)

●福井が日本の西海岸になるように思えた。大きなビジョンが聞けて良かった。(支援機関・福井県)

●福井の可能性を改めて感じることができた。オール福井で独自性のある展開を応援していきたい。(金融機関・福井県)

●「福井が変わる!世界を変える!」というベンチャーピッチのテーマにピッタリと合った話だった。(自治体・福井県)

(アンケートを一部抜粋いたしました)

 

イベント全体の感想

 
聴講者の方からイベント全体の感想をいただきました。
 

 

イベント全体の感想

●中だるみの全くない内容だった。個々のプレゼンターの想い、信念が強く伝わってきた(金融機関)

●大変貴重な場だと思う。これからも期待している。(監査法人・石川県)

●全体の構成良く、クオリティの高いイベントだった。(金融機関・福井県)

●最初から最後まで楽しく聞くことができた。登壇者もバリエーションがあり、目指す将来像も共感できた。(自治体・福井県)

●熱量の高いイベントで非常に楽しくワクワクした。(金融機関・福井県)

●福井だけでなく北陸の中でも大変貴重な機会。企業の発展に寄与できるため、今後も長く継続してほしい。(金融機関・富山県)

●とても盛況で、発表側と聴講側との緊張感があり、とても良かった。(VC・大阪)

●参加企業の事業計画の具体性も高く、福井県内企業の成長性を多いに感じた。このような熱量の高いイベントに参加でき、ありがたく感じた。(金融機関・石川県)

●冒頭で今までのベンチャーピッチの変遷が説明され、IPO企業の社長×知事のセッション、5社のピッチと盛りだくさんのコンテンツだった(事業会社・東京都)

●イベントとして年々良くなっていると感じられ、認知度も上がってきており、さらに今後に期待したい(大学・福井県)

(アンケートを一部抜粋いたしました)


 

第7回「福井ベンチャーピッチ」アドバイザー

 
登壇企業5社のプレゼンに対して、以下の6名のアドバイザーの方々から有意義な質問や貴重なアドバイスを多数いただきました。

※アドバイザーの詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

 

藤田 豪 氏(株式会社MTG Ventures 代表取締役)

 

木嶋 豊 氏(株式会社アイピーアライアンス 代表取締役社長)
 

 

柴原 祐喜 氏(株式会社日本クラウドキャピタル 代表取締役CEO)

 

中川 卓也 氏(株式会社アカデミック・ギャングスター 代表取締役)

 

前田 尚宏 氏(前田工繊株式会社 代表取締役)

 

横井 康孝 氏(ユニフォームネクスト株式会社 代表取締役)

第7回「福井ベンチャーピッチ」総括

 
最後に福井ベンチャーピッチメンターの横井康孝氏から総括のコメントをいただきました。こちら、動画でご覧ください。

横井氏には、9月に実施した登壇企業選考会の選考委員もお願いしましたが、登壇決定後の2ヵ月のブラッシュアップ期間を通して、登壇者の発表内容及びプレゼン力が大きく成長したことを高く評価していただきました。

福井ベンチャーピッチの最大の特長は、登壇決定後ベンチャーピッチ当日まで、登壇企業のメンタリングやプレゼンブラッシュアップ支援を徹底的に行う点です。今回も、高原瑞紀氏(ジャフコグループ株式会社西日本支社長)や前田英史氏(福井キャピタル&コンサルティング)、三谷亮太氏(デロイトトーマツ)やプレゼンテーションの専門家の前田鎌利氏(株式会社固 代表)など、多くの専門家にご協力いただきました。

総括の中で横井氏も、「このサポート(メンタリング及びプレゼンブラッシュアップ)こそが福井ベンチャーピッチの特長。大勢のプロフェッショナルが関わってくれているこの恵まれた環境は、福井発ベンチャーが今後事業を伸ばしていく上ですごくいい機会になっている」とコメントくださっています。

登壇後の意見交換会

 
ベンチャーピッチ後は、登壇企業とアドバイザーとの意見交換の場を設けました。


 
福井ベンチャーピッチでは、ピッチに登壇して終わりではなく、ピッチ後にアドバイザーとの意見交換の場を設けたり、登壇1週間後を目安に個別面談の機会を設けるなど、フォローアップ支援も徹底して行います。

ベンチャーピッチの登壇者としてのサポートは、このフォローアップ面談をもって一旦区切りをつけますが、その後も福井ベンチャー塾の運営などを通じて、登壇企業の成長支援を継続して行っています。

オンライン開催の舞台裏

 
第7回福井ベンチャーピッチは、今般のコロナウィルス感染拡大防止の観点から、リアル&オンライン開催を実施しました。機器操作をサポートしてくださったのは、株式会社エムディエスの田辺一雄さんです。
 

 
田辺さんは動画配信のプロであると同時に、第1回福井ベンチャーピッチの登壇者でもいらっしゃいます。福井ベンチャーピッチを知り尽くしている田辺さんのサポートがあったからこそ、第7回も好評を博すことができました。
 

 
田辺さん、ありがとうございました!

担当者のつぶやき

 
おかげさまで、福井ベンチャーピッチ7回目も、無事に開催することができました。ご来場くださった皆さま、オンラインでご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!

今回は、福井県知事をはじめとした福井県の施策を担うキーマンの方々、40名のベンチャーキャピタルの方々、都市銀・政府系・地元銀行など多数の金融機関の方々、ビジネスマッチングを視野に入れた事業会社の方々など、都市圏を中心とした全国のベンチャー支援者の方々にご参加いだたくことができました。
参加者によるアンケート結果の回収率及び満足度も非常に高く、事務局として今できる最高の場づくりができたのではないかと思っています。

登壇企業の皆さまにはぜひ、今回のベンチャーピッチ登壇の機会をチャンスに変えて、福井から全国へ、そして世界へ、どんどん飛躍していっていただきたいと心から願っています。これからも応援していますので、がんばってください!

問い合わせ先

 
公益財団法人ふくい産業支援センター
新産業支援部
ベンチャー・Eビジネス支援グループ 岡田
Tel:0776-67-7411
E-mail:venture@fisc.jp
HP:https://www.s-project.biz/


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岡田 留理(おかだ るり)

ふくい産業支援センター職員。特定社会保険労務士。 開業社労士を経て、2015年4月に(公財)ふくい産業支援センターに入職。現在は、福井県におけるベンチャー・創業支援業務を担当している。2018年11月、近畿経済産業局が取りまとめる関西企業フロントラインにて、関西における「中小企業の頼りになる支援人材」として紹介された。 ★President Onlineに寄稿した記事→http://urx2.nu/pVYq

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